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悪食レポート(イズスミ編)

悪っちゃんです。今回、イズスミをいただきました。
冬場のイズスミ料理と言えば和歌山の串本周辺では名物料理。師匠より「一回料理して、食って、レポートしてちょうだい・・・」と言われて、魚スキで食してみました。これが・・・
魚をイッパイ頂きました
イズスミは師匠からその日の内に釣上げた40cm超えの1匹です。実は他にもグレ、アイゴ、イガミ(ブダイ)を頂き、どれもこれも垂涎(すいえん)のオサカナたちなのです。(^u^)
クーラーを開けて、ヨダレを我慢しながらの台所作業。あまりの多さに、仕事仲間の知り合いに、クール宅急便でオスソワケ。(^^)v
さて、そして愈々と言いますか、くどいようですが、遂に寒の時期のキツ(イズスミ)を頂いたわけです。
当方も30cmに満たないコイツと格闘した経験がありますが、そのヒキはグレ以上!そして、この魚は時期(旬)を外すと猫さへ、ソッポを向いてしまうほどの下魚扱い。
しかし、釣り味は最高、師匠もサゾカシこのヒキに、心身共に癒されたことでしょう。こいつのアタリには・・・!
イズスミは魚スキで食らうべし!
デモって早速、この魚を美味しく頂くために、ネットで検索。和歌山は串本地方では、この時期のイズスミは、超高級魚にランク・インされる代物なのだそうで・・・。
検索の結果、魚スキが絶品とのことで、イソイソとダシを取り、酒・醤油・ミリン・砂糖で簡単に味付け。野菜類は、ゴボウ、ネギ、シイタケと豆腐に糸こんにゃく程度。
先ずは、アラを入れてイズスミのダシ取り。普通の魚のようなアクが少なく、脂のノリも思ったほど濃いものではありませんでした。
匂いもさほどあるワケでもなく、少々の物足りなさを感じながら、火を通して行きます。そして、魚の臭みを消すために、ゴボウとネギを投入。しかし、それはこの魚スキを食した時点で、誤った発想だったことに気がつきました。
バカ美味!寒の時期のイズスミ
驚きです!このコラボは素晴らしかった。
お互いの旨みが絡み合う、見事なほどのテイストに仕上がっていたのです。特に、ゴボウの味がイズスミのエキスを吸って、こんなに美味しくなるなんて。正しく初体験なのです。(もっと沢山、ごぼうを入れるべきだった)
そして、イズスミの身。これが、河豚にもまさる歯ごたえと、旨味のあること!!!
身の量も1㎏を越えると、タップリなので、お店なら3~4人前か。二人で食い散らかして、食べ切れませんでした。(>_<)
コイツを好んで食するフィッシュイーターのクエがマズイハズなどないこと、納得なのです。
この魚スキ、クエ鍋や河豚チリと同じランクで語れるほどに、絶品でした。否、市場に出回ることの稀な分、その希少価値は、クエ・河豚以上と言っても差し支えないでしょう。決してオーバーな表現ではないと思います。
何しろ旨くなる時期には磯の釣り場では、コイツとお目見えする事が非常に少なくなるからです。
イズスミはホルモンも食らうべし
さて、ネットで検索した折に、イズスミの臓物(ホルモン)は捨てるべからず、とあったので丁寧に水洗いして、ボイルを取り除きコチラも身と一緒にグツグツと。
腸と胃袋はコリコリして、しかも味が滲みて、コレマタ絶品!酒のアテにはモッタイナイくらいに美味でした。
師匠、本当にゴチになりました。<(_ _)>
今回は、超ゴージャス&チョッピリ・ヒンシュクものの悪食レポートでした。というのも、ヤッパリ自分で努力して釣らないとネ(>_<)。
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